超海外初心者が1ヶ月以上海外旅行に行ってきてわかった「本当に大切だけど怠っていた準備」(プラス「不透明な社会における不安との戦い方」)

タイトルの通り、2019年になるまで一回も海外旅行に行ったことがなかったんですが、今年1人で1ヶ月以上海外旅行をしてきました。

僕は超ビビリなので、行く前も超入念な準備をして行ったつもりなのですが、それでも「あーこれやっとけば良かった」と思うことがいくつかあり、「これ行く前に絶対知っておきたかった!!」と思ったので報告します。

よく海外に行く人にとっては当たり前だと思いますが、ご覧ください。

 

A:やっとけば良かったなーという準備

①クレジットカードを2つ以上持って行く

②海外でキャッシングできるようにするor現金は多めに持って行く

③歯医者に行って虫歯などないか確認しておく

④必要なアプリのダウンロード(UberGoogle翻訳など)

⑤治安のいい地区でのホテル予約

 

以上5つです。

それぞれ一目でわかると思います。僕はこの5つでそれぞれ少しトラブルがありました。

 

が、、それ以上にめちゃくちゃ楽しかったです!

僕はビビリで行く前はもう本当に不安でしょうがなく、精神崩壊して「もはや全く行きたくない…日本が一番良い…」とか言っていたのですが、行ってみればなんとかなるし楽しかったです(これが一番伝えたいこと)

 

あと、リスクや不安に対する戦い方ですごい良いことを聞きました。

それはブラジルに滞在していた時のこと。そこで出会った日本人とお酒を飲みながら話している時に、治安の話になりました。当時滞在していた近くの両替所で日本人が両替えした瞬間に強盗に拳銃突きつけられ現金を奪われるという事件が発生しているなど、「ブラジルは治安が悪くて怖い…」というイメージがあった僕。そういう話をしたことに対して、その方は何気なく「ブラジルでは強盗にあったり携帯を盗まれたりするのは税金だからね〜」と言いました。

目から鱗が落ちました。

 

「リスクや不安が多い社会では、そのリスクをいかに減らすかという努力ではなく、そのリスクが生じても大丈夫なように織り込み済みのものとして構えるべき」

 

こういったことを学んだ気がしました。

シェイクスピアのリチャード3世・ヘンリー6世を本場イギリスで観てきたのでその感想 ☆3

劇場の良さ:☆5

自分のことしか頭にない貴族◯ねと思う回数:☆5

リチャード3世の非リア感:☆4(ただし実際の芝居はキリッとした顔の女性が好演)

演出:☆4

長さ:☆2(長い)

 

シェイクスピアグローブ座劇場という、こじんまりとした非常にいい劇場で観劇。

中はキャパ200〜300くらい? なんと照明のほとんどがろうそく! 非常に雰囲気良く、中の作りも木でできており手作り感のある劇場でとてもワクワクしました。かしこまった劇場、ではまったくなく、夜にひっそりと村の人たちで集まって観る、という感じ。こうしたワクワク感というのは演劇の良さだよなと実感しました。

 

台本は、リチャード3世とその前日譚であるヘンリー6世。2本観てきました。

これはイギリスの薔薇戦争(1455年〜)という30年以上にわたるしょうもない内紛をもとに描いた作品です。

 

リチャード3世は、主人公の名前がそのままタイトルになっているのですが、このリチャードがまあ非リア。開幕早々「自分はブサイクで足が悪くて世界に対して絶望しているから復讐してやる」とアクセル全開でかます主人公です。この悪役(劇では最終的に倒されてヒーローが勝って終わる)をあえて主人公に据えているところが面白いですよね。

実際の芝居では女性がキャスティングされており、パワフルでかっこいいリチャード3世を好演していました。

 

ヘンリー6世は、その前日譚となる群像劇。ランカスター家とヨーク家が血みどろの権力闘争をする様を描いた作品なのですが、もう本当に貴族が嫌いになる。揃いも揃って全員自分の私利私欲しか考えておらず、まあ裏切りの嵐。

あと、全員性格すごく悪そう。愛とか平和とか全く信じていなさそう。劇中で唯一人、ヘンリー6世だけはいい人。だけどシェイクスピアも本当に性格の悪い作劇をしていて、劇中で盲目の人間の目が見えるようになったという奇跡を聞くシーンがあるのですが、ヘンリー6世は無邪気に凄いと思っている一方でヨーク公は疑っていて、結果ペテン師だったとわかります。こういうところからも本当に嫌味な作品であることがわかりますよね…。

 

リチャード3世の方が有名ですが、個人的にはヘンリー6世の方が面白かったかな。

【超簡単にすべらない話が量産できる】『なぜ、あなたの話はつまらないのか?』(感想&解説)

 ①紹介:放送作家が伝授する「すべらない話」の作り方!

この本は美濃部達宏さんという人気番組の放送作家さんが、番組やフリートークの作り方を応用した「面白い話」のテクニックを紹介する本です。彼が手がけている主な番組は「うたばん」「なるほどハイスクール」「アッコにおまかせ」など。

 

この本、マジすごいっす。難しいことは一切なく(一部高等テクもありますが)面白い話を作ることができます…!

 

放送作家というだけあって、面白い話の「構造」に関する話が中心でした。いわゆる「すべらない話」をストックしたいという方や、プレゼンやスピーチなど大勢の前で喋る機会がある人、ブログを書く人も必見です。

読みやすいので気軽に読んでください。

 

②解説(ネタバレあり):キーワードは「共感」「たとえ」「フリオチ」

本書のキーワードをずばりまとめてしまうと、A「共感」B「たとえ」C「フリオチ」になります。

 

A「共感」:

筆者は面白さの根底は共感にあると言います。

「コンテンツが「おもしろい」と判断されるのは、コンテンツの発信者と受信者との間に、 「これ、おもしろいよね?」 「うん、そうだね」 という共感関係が築かれた時です」

そのため、面白い話をするためにはまず、相手が共感できるような話を設定する必要があります。

具体的には、「家族>学校>食・住>恋愛・仕事>芸能」の順番が共感できやすい順番になっていると言います。(筆者はこれを共感のピラミッドと呼んでいます)だから「すべらない話」の第一回は実に60%もの話が家族の話になっていたそうです。

 

B「たとえ」:

たとえをすることで話を一気に膨らませることができます。

ex.「会社のパソコンの壁紙を好きなアイドルにしてたんだけど、それを上司に見つかっちゃってさ。おふくろにHな本を見つかったときみたいに恥ずかしかった

「臭っ、給食の牛乳ふいた雑巾思い出したわ!」

 

そしてここでも、先ほどの「共感のピラミッド」が使えます。たとえるものを、家族や衣食住などから探してみるだけでいいのです。

 

C「フリオチ」:

そして、これが一番キモとなるエッセンスです。

お笑いが好きな人は聞いたことがあるフレーズだと思いますが、筆者は「フリオチ」とは「ネズミ獲り」であると言っています。

 

レーガン大統領は、アメリカ史上もっとも支持を集めた大統領のひとりとされていますが、その人気の秘密は、何といっても演説やスピーチのおもしろさにありました。 ある日のこと。 レーガン大統領は、テレビ演説で視聴者に向けてこう言いました。 「私が大統領になれた理由は9つある! まず、ひとつめは、抜群の記憶力! 私は人の話を聞いたら絶対に忘れることはない!そして2つめは…… 2つめは…… えっと……何だっけ?」 このスピーチに、テレビの前の視聴者はドッカーーーン!と笑い転げたと言います。

 

上記のレーガンのスピーチにおいて、フリは「大統領になれた理由は9つある!」「抜群の記憶力!」というところです。ここで聞き手は、あたかもチーズを目の前にしたネズミのようにこの後の予想を展開します。

そして、オチは「なんだっけ?」と忘れてしまうところ。ここでワナにかかったネズミが「しまった!」というように、聞き手の予想を裏切るところがオチです。

(わかりづらい例えだと思いました…)

つまり、フリで餌をまいておき、それを裏切るというのが笑いということです。

僕はダチョウ倶楽部の伝統芸「絶対に押すな」→「押されて熱湯に落ちる」という流れを思い出しました。

この「裏切り」を使うと色んな話が量産できます。

・寝る前に目覚まし時計を 10 個用意しておいたのに(フリ)

 目覚まし時計が鳴らなくて大事な会議に遅刻してしまった (オチ)

 

あと、オチは情けない話にしておいた方が共感を産むらしいですね。

 

③感想:自分も面白い話を作りたい!

自分もここぞという時のすべらない話をいくつか作っておこうと思いました。

 

◆今思いついた実際にあったエピソード:

①家族編

ネムーンって新婚で仲睦まじく行く素敵なもの

→うちの母親は旅行代理店での団体旅行でハワイに行った時、父親に「俺が添乗員の話を聞いておくから全員分の荷物番してろ」と言われた

 

②学校編

第一志望の大学に合格したときに校長先生が喜んでくれると思って報告しにいったのに

→「お前は受かると思ってなかった」と言われた

 

 

③衣食住編

 大学時代、学食で後輩の人生相談に乗ってあげてすごい熱い話ができたのに

→後日その後輩が「めっちゃいい話をしてくれるんだけど食べ方が汚い先輩のものまね」をしていると知った

 

…なんかまだまだですねw

みなさまも使ってみてください!

【地頭が良くなりたい人/子供に聞かれて答えたい質問4選】(空はなんで青いの?など)

僕はこうなりたいという「お父さん像」を持っています。
それは「子供の純粋な疑問・質問に対して答えられる」という存在です。
ここでは、自分の修行という意味も込めて、様々な疑問に対して「一行で答えるバージョン」「三行で答えるバージョン」を書いていこうと思います。
 
◆なんで空は青いの?
一行:「青い光が空でぶつかっていっぱい飛んでるからだよ」
三行:
「空気の中には青い光も赤い光もあるんだけど、青い光は赤い光に比べてくねくねしてる(波長が短い)んだよ」
「空の中のチリにぶつかりやすくて、いろんな所に跳ね返ってるのね(散乱している)」
「だから空にはいっぱい青い光が広がってるんだよ」

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◆なんで海は青いの?
一行:「青の光は水の中を一番進みやすくて、他の色は吸収されちゃうからだよ」
三行:
「水の中に光が入っていくと、空気を揺らすみたいに水を揺らすんだけど」
「青は赤よりもエネルギーが大きいからずっと揺らせるのね(波長が短いほどエネルギーが大きい)」
「だから青以外は吸収されちゃって、青く見えるんだね」
E=hν=hc/λ
E=エネルギー
c=光の振動数
λ(ラムダ)=波長
 
◆恐竜っていつごろにいたの?/なんでいなくなったの?
一行:2億5000万年前に誕生して、6500万年前に絶滅したんだよ(ちなみに人類ホモ・サピエンスの誕生は10万年前、農耕革命(定住革命)が1万年前)
三行: 
2億5000万年前に誕生して、6500万年前に絶滅したんだよ
「ちなみに恐竜は隕石で絶滅したと言われたけど、その前から衰退が始まっていたっていう説が濃厚だよ」
「巨大火山の噴火による生態系の変化や、海が急に大きくなったり小さくなったりと言っている人もいるし、惑星の爆発による被曝でのガンっていう説もあるよ」
 
・・・難しすぎますね笑
 
◆台風はどうやってできるの?
一行:「南の沖の方で、温まった海水が蒸発して、それが雨になるんだよ」
三行:
「沖縄とかフィリピンとかインドネシアとか、南の海って暖かいよね」
「そういう南の沖の方で、温まった海水が蒸発して、それが雨雲になるんだよ」
「そしてそれが風に乗ってくるのが台風だよ(偏西風)」
 
・・・書いてて「蒸発」とかわかるのかなと思いました。
もっとかみ砕かないとダメですね。
あと書いてて偏西風ってなんだっけと思いました。

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◆最後に、一番大事なこと
いろいろと答えを書いてきましたが、子供にとって一番大事なことは「自信をつけてあげること」「好奇心を殺さないこと」だと思っています。
なので、最初っから答えを教えるのではなく、「なんでだと思う?」と聞いてあげることが一番重要だと思います。
 
「なんで空は青いの?」
「なんでだと思う?」

ブログを始めるにあたって

こんにちは、結局アヒルです。「結局アヒル」という名前です。

この名前は、自分は動物で例えると何かなーと考えた時に、いろいろと案はあったのですが結局「似てる」という理由でプレゼントしてもらった「ラバーダック」(お風呂場にあるアヒルのおもちゃです)を思い出してつけました。

ここでは、読んだ本や、調べたことなどを適当に書いていこうと思います。目標は1日1回以上更新。

ポリシーは以下の3つにします。

・とにかく楽しんで続ける。やらされ感でやらない。

・少年のような心を忘れず、クリエイティブなことや変なことを書く。

・ストレートに思ったことを書く。

宜しければお付き合いください。